「コロナ感染の10代女性死亡」は集計ミスの可能性
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厚生労働省は4日、新型コロナウイルスに感染した10代女性が死亡したことを国内発生動向集計で明らかにした。国内で10代の死亡は初めて。女性の年齢や居住地、基礎疾患の有無などは非公表。
新型コロナウイルス感染症は高齢者や心臓や肺などに持病のある人が重症化しやすく、高齢ほど致死率が高い傾向がある。国内では死者の約半数を80代以上が占める一方で、若い世代は重症化しにくいとされている。
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厚生労働省は4日、新型コロナウイルスに感染した10代女性が死亡したという集計結果はミスの可能性が高いと明らかにした。自治体に改めて問い合わせたところ、そうした事実が確認できなかったという。〔共同〕