国際高校、愛知・日進市に着工 愛知で24年ぶり認可
愛知県内の私立高では24年ぶりの新設となる国際高校の起工式が4日、同県日進市で行われた。同校は名古屋商科大学を運営する栗本学園が2022年9月の開校を予定。キャンパスは日進市の名商大に設け、専門技術を持つ高度外国人材として来日する子弟の受け入れを主に想定している。男女共学の全寮制で、定員は各学年75人。内外から募る。授業はすべて英語で行う。

系列のビジネススクールの教員らが指導する。同学園の栗本博行理事長は「すべて英語で国際基準の全寮制教育を行う構想は半世紀以上前から計画してきた。多様な環境でリーダー教育に力を入れ、次世代に活躍できる人材を育てたい」と述べた。

企業は高度な知識や技術を持つ海外人材の獲得を目指しているが、すべて英語で高等教育が受けられる学校が不足している。同校は日本ガイシや三菱UFJ銀行など20社以上が県に要望し、認可に至った。
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