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米加州、自宅待機命令を再発動へ 集中治療室不足で

【シリコンバレー=白石武志】新型コロナウイルスの感染が再拡大している米カリフォルニア州は3日、自宅待機命令の再発動に向けた新たな基準を公表した。各地域の病院の集中治療室(ICU)の収容能力に基づいて命令を出すかどうかを判断する。ニューサム知事は3日の会見で、12月下旬までに全地域で命令を出す見通しを示した。

自宅待機命令の再発動に向けた基準を公表した米カリフォルニア州のニューサム知事=AP

1日当たりの新規感染者数が1万8千人を超え過去最多の水準にある同州では、入院患者数も急増している。人口の多いロサンゼルス郡などの地域では、すでにICUの病床数が足りなくなる恐れが高まっていた。

「緊急ブレーキ」と呼ぶ新たな対策では州を5つの地域に分け、各地域内のICUの収容能力が残り15%を下回った場合に3週間の自宅待機命令を発動する。該当地域では飲食店の店内営業が禁じられるほか、小売店は収容人数を本来の2割以下に抑えることが求められる。学校については例外扱いとし、対面式の授業を続けられる。

同州は現時点で命令が出た地域はないとしているが、3日に記者会見したニューサム知事は「全ての地域が数日内または数週間内に15%の基準を下回ることになるだろう」との見通しを示した。緊急性の低い旅行については州全域で禁止する方針を示した。

同州は3月中旬に全米に先駆けて州全域で自宅待機命令を出し、感染が一時的に収まった5月から段階的に解除し経済活動を再開してきた。従来は58ある郡ごとに感染者数などのデータに基づき飲食店での店内飲食の可否などを判断していた。

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