笹川陽平・日本政府代表「ミャンマー西部でも総選挙を」
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【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマーの少数民族和平問題を担当する日本政府代表の笹川陽平・日本財団会長は3日、日本経済新聞に対し「西部ラカイン州での選挙実施は(現地の少数民族武装勢力と国軍の)停戦や和平に向けた重大な糸口になる」と述べた。11月の総選挙で除外された上下両院の計16議席分について、投票の早期実施をミャンマー政府に促した。
ミャンマー最大都市ヤンゴンで取材に応じた。
ラカイン州では少数民族の...
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