[社説]課題が残る五輪のコロナ対策
[有料会員限定]
来年夏の東京五輪・パラリンピックをめぐり、国、大会組織委員会、東京都が出場選手らの感染対策に関する中間整理をまとめた。検査の徹底や行動管理などが柱となる。新型コロナウイルスの感染が再拡大し収束が見えない中だが、開催に向けた前進と一定の評価はできるだろう。
500万人以上もの観客への感染予防、大会本番の医療体制、さらにはコロナ対策も含めた2900億円もの追加経費の負担など、課題は山積している。
開会...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り576文字