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くら寿司、都心出店加速 一部で1皿10円値上げ

記者会見するくら寿司の田中副社長(東京・渋谷)

回転ずしのくら寿司は3日、東京都や大阪市の都心部への出店を強化すると発表した。2021年1月に渋谷・新宿に開業する予定だ。新型コロナウイルス感染拡大の収束後の外食需要の回復を見据え、会社員などの客層を開拓する考えだ。都心の一部店舗では10円値上げし、1皿110円(税抜き)にする。郊外より高い家賃などの出店コストを転嫁する。

21年10月期は国内で25~30店の新規出店を予定し、そのうち6店は東京や大阪の都心部に出す。田中信副社長は3日の事業戦略発表会で「昼夜を問わず多くの人が行き交う巨大ターミナルに出店し、これまでと違う客層にアプローチしたい」と説明した。大阪では和風の内装の「グローバル旗艦店」の2号店を検討する。

これまでは郊外の住宅街などに出店しており、車で来店するファミリー層が主な客層だった。都心の駅近くに出店し、仕事帰りやランチの会社員の需要を取り込む。ビールや日本酒などの酒類のメニューを2倍にする。1皿200円の商品は220円にする。家賃や人件費、物流費など出店コストの上昇を値上げで補う。

以前から都心での出店拡大を検討していたが、「土地代や家賃が高く、テナントの空きもなかった」(田中副社長)という。新型コロナで外食業界では不採算店舗を閉鎖する動きもあり、「場所が少しずつ空いてきたので、都心にどんどん出していきたい」と意気込む。

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