維新が憲法審会長に不信任 参院議論せず、力不足批判
日本維新の会は2日、参院憲法審査会の林芳正会長(自民)に対する不信任動議を提出した。実質議論を行うための参院憲法審が今国会中に開かれない見通しになったのは、林氏の指導力不足が原因だと批判した。与野党幹事が扱いを協議する。
維新の松沢成文参院議員は提出後に記者会見し「審議から逃げ回って醜態をさらしている。けじめをつけたい思いで提出した」と述べた。
参院憲法審は、2018年2月を最後に実質的な議論を実施していない。維新は先の通常国会でも林氏の不信任動議を提出し、否決された。
〔共同〕