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半導体関連、中小型株にも物色 市場拡大期待

半導体関連株の物色が広がっている。2日の東京株式市場では、半導体向け高純度リン酸を製造するラサ工業が6%高、半導体検査に用いる「プローブカード」の日本電子材料が5%高になった。東京エレクトロン信越化学工業といった大型株は上場来高値を付けており、上値余地がありそうな中小型株にも資金が向かった。

この日はラサ工業、日本電子材料のほか、半導体製造装置を手がける芝浦メカトロニクスも買われ、同社株は5%高になった。製造装置の東エレク、半導体ウエハーの信越化学は利益確定売りも出やすく、下げに転じる場面があった。

半導体市場の成長期待は引き続き大きい。主要メーカーで構成する業界団体、世界半導体市場統計(WSTS)は1日、2021年の市場規模が過去最大になるとの見通しを発表した。

市場では「高速通信規格『5G』の普及などをにらんで、海外投資家も買いを入れている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との声が聞かれた。

1日の米国市場では半導体の計測機器を手がけるテラダインが4%、エッチング装置のラムリサーチが3%それぞれ上昇した。2日のアジア市場では韓国のサムスン電子が3%高、台湾積体電路製造(TSMC)が2%高となり、いずれも上場来高値を更新した。

半導体はここにきて5G通信やデータセンターのほか、EV(電気自動車)向け需要の期待も高まっている。「数量拡大を期待して幅広い分野に資金が流れ込んでいる」(アセットマネジメントOneの岩本誠一郎ファンドマネジャー)という。

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