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日本初の鉄道、遺構出土 東京・高輪の新駅近く

JR東日本は2日、1872年に日本で初めて鉄道が開業する際に造られた「高輪築堤」の遺構が、東京都港区の高輪ゲートウェイ駅の近くで見つかったと発表した。線路を敷くために浅瀬に盛り土をして石垣で固めたもので、駅周辺の再開発工事で出土した。

日本初の鉄道の遺構「高輪築堤」の一部(11月28日、東京都港区)=JR東日本提供

JR東によると、のり面に積まれた四角い石が整然と並んでいる。昨年11月まで山手線と京浜東北線が走っていた線路跡から、1キロ余りにわたり断続的に確認された。

港区教育委員会によると、高輪築堤は1870年着工で、現在の田町駅付近から品川駅付近の約2.7キロにわたって造られた。幅は約6.4メートルで、当時の錦絵には海上の築堤を走る蒸気機関車が描かれている。明治末期から昭和初期にかけての埋め立て工事で撤去されたと考えられていた。

JR東は、港区教委や鉄道博物館(さいたま市)と共に調査し、一部の現地保存や移築、一般向け見学会の開催を検討している。2024年開業を目標とする高輪ゲートウェイ駅周辺の高層ビル開発には影響は出ていないとしている。

港区教委の川上悠介学芸員は「当時の土木技術の水準が分かる貴重な遺構で、一大発見だ」と話している。〔共同〕

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