群馬、1日の感染者最多の44人 工事現場でクラスター
群馬県などによると2日、同県内で44人の新型コロナウイルスの新規感染者が確認された。1日の感染者数としては過去最多になる。新たに同県藤岡市の工事現場でクラスター(感染者集団)が発生した。県内で感染が確認されたのは1283人(うち22人死亡)となった。

2日には群馬県が41人、前橋市が3人の感染を確認した。1日には緊急事態宣言の解除後としては最多となる32人の感染が確認されていた。これまで日ごとの発表人数としては4月11日の35人が最も多かった。
県によると、クラスターが発生したのは藤岡市の工事現場で、2日までに14人の感染が確認されている。この現場では3日まで作業を中止している。太陽誘電は1日、この工事現場が同社の子会社である太陽誘電ケミカルテクノロジー(同県高崎市)の藤岡工場であると発表。敷地内の建設工事で委託先の建設作業員が感染したとしている。