ガソリン輸出に逆風、7年ぶり低水準
1~10月 海外で安値、生産減で
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日本のガソリン輸出への逆風が続いている。新型コロナウイルス禍を受けて海外市場でのガソリンの安値が続き、輸出採算は悪化。需要減に対応した製油所の稼働低下も重なり、今年の輸出量は7年ぶり低水準にある。世界は脱炭素に動いており、元売り各社の経営は曲がり角を迎えている。
経済産業省によると、1~10月のガソリン輸出量は合計で約181万5500キロリットル。前年同期に比べ28%少なく、2013年以来の低水準...
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