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国立印刷局職員2人逮捕 給付金詐取疑い、同僚指南か

新型コロナウイルス対策で国が個人事業主らに支給する持続化給付金計200万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は2日、詐欺容疑でいずれも国立印刷局職員の大保勇也容疑者(21)=埼玉県川口市芝下1=と椎葉崚容疑者(20)=東京都北区滝野川2=を逮捕した。

捜査2課によると、大保容疑者はSNS(交流サイト)で知り合った男から手口を教わったとみられる。椎葉容疑者ら職場の同僚や知人ら数十人に不正受給を指南し、一部を報酬として受け取った疑いもある。詐取額は計数千万円に上る可能性があるという。

2人の逮捕容疑は6月、個人事業主を装い、売り上げが減ったとする虚偽の申請書類を専用ウェブサイト経由で中小企業庁に提出し、それぞれ持続化給付金100万円をだまし取った疑い。

持続化給付金詐欺事件で国家公務員が摘発されたのは全国初という。

国立印刷局によると、2人は東京工場で紙幣印刷を担当。印刷局は2日記者会見し「コロナ禍で苦しむ事業主のための制度を国家公務員である職員が悪用し、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

持続化給付金は新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策の一つ。申請方法を簡素化したため全国で不正受給が多発。警察庁によると、11月末までに34都道府県警が同容疑などで計200人を摘発。自主返納も相次ぎ、中小企業庁には11月26日までに約9千件の申告があり、うち4728件、約50億円が返金されている。〔共同〕

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