東京都神津島村、「星空保護区」に認定

東京都神津島村は2日、美しい星空をたたえる国際制度「星空保護区」に認定されたと発表した。夜間の光害対策に取り組む「国際ダークスカイ協会」(本部・米国)が1日付で認定した。都内初の認定を観光振興などに生かす。
星空保護区が誕生するのは、沖縄県の西表石垣国立公園に次ぐ国内2カ所目。同協会は「神津島の保護された星空は、都市部から訪れた多くの人を感動させ、宇宙の神秘へといざなう」と評価した。
神津島は伊豆諸島の一つで、海がきれいなことでも知られている。認定を受けて、前田弘村長は「星空ツアーなどで多くのお客様に訪れていただけるよう、受け入れ環境を整備していく」とのコメントを発表した。