ドコモ、3日午後2時に記者会見 値下げ発表へ
NTTドコモは2日、携帯電話料金の戦略について、3日午後2時から東京都内で記者会見を開くと発表した。井伊基之社長が出席する。携帯料金の具体的な値下げ方針を明らかにするとみられる。ドコモの値下げを受け、KDDIなど競合他社も対抗策を検討するとみられ、値下げ競争が加速しそうだ。
ドコモは主力ブランドの値下げ方針や廉価ブランドの導入を表明するもようだ。主力ブランドは現在、7ギガ(ギガは10億)バイトを上限にデータ通信量に応じて毎月の料金が4段階に変化するプランと、30ギガバイトで7150円という大容量プランがある。これらを刷新し、使ったデータ量に応じ課金する仕組みを導入する方向だ。
データ通信量20ギガバイトで月3000円前後の新たな料金プランも導入するとみられる。顧客層は若者を想定し、契約手続きなどを窓口ではなくインターネット上で行う「セルフサービス」を打ち出す。ユーザーが本体ブランドから移行する場合も手数料は取らない。