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ルネサス、宇宙向け半導体を発売

半導体大手のルネサスエレクトロニクスは1日、人工衛星や宇宙船などに搭載できる半導体デバイスの新製品を発売した。温度や電流、電圧などのアナログ信号をデジタルに変換するのに使う半導体で、宇宙空間で放射線にさらされても正確に作動する。民間企業の参入などで拡大が見込まれる宇宙ビジネスを開拓する。

このほど市場に投入した「宇宙用途向け耐放射線性シングルチップ」は地球からの通信や動作命令、宇宙空間での位置の把握などに不可欠な半導体だ。セ氏マイナス55度からプラス125度までの温度帯で動作する。5ボルトの電源の場合は消費電力が60ミリワットと省エネ性能も高く、1秒間に100個の信号を処理できる。

ルネサスは2017年に買収した米インターシルのブランド名で、航空宇宙向けの半導体製品を展開している。7月に米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた火星探査機「パーセベランス」には同社製のIC(集積回路)が20以上搭載されている。

米モルガン・スタンレーによると、40年代に宇宙ビジネスの市場規模は1.1兆ドルと17年比で約3倍に拡大する。宇宙ベンチャーの米スペースXが有人宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに成功するなど、民間企業の参入が広がっている。(広井洋一郎)

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