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古河電気工業、年初来高値 北米光ケーブルに期待

銘柄診断

1日の東京株式市場で、古河電気工業株が一時前日比10%高の2898円を付け、年初来高値を更新した。前日に野村証券が投資判断を引き上げたことがきっかけとなった。北米で展開する光ケーブル事業の成長性や、自動車向けのワイヤハーネス(組み電線)の回復が見直され、幅広い投資家から買いが入った。

野村証券は11月30日付のリポートで、投資判断をニュートラル(中立)からバイ(買い)に変更すると同時に、目標株価を従来の2580円から3520円へと引き上げた。

古河電工株は9月ごろから2500円前後の水準で一進一退が続いてきた。12月1日の市場では売買代金が前日の2倍強に膨らみ、178円(7%)高の2822円で取引を終えた。

担当アナリストの松本裕司氏は、古河電工が11月25日に開いた事業説明会を受けて同社について「北米の光ケーブルの操業が安定しており、一段の業績悪化リスクの軽減を確認できた」と評価する。自動車生産が戻ってきていることで、ワイヤハーネスも回復局面に入ったと見る。

古河電工の予想PER(株価収益率)は66倍台と高くなっているが、PBR(株価純資産倍率)でみると0.8倍程度にとどまる。市場からは「中長期的にはまだ上昇余地がある」(岡三証券の小川佳紀氏)との声も聞かれた。

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