想田和弘監督作が最高賞 仏ナント三大陸映画祭
フランス西部のナントで開催された第42回ナント三大陸映画祭で、想田和弘監督のドキュメンタリー映画「精神0」が最高賞「金の気球賞」を受賞した。日本の配給会社が1日、発表した。
同映画祭はアジアとアフリカ、ラテンアメリカの作品が対象。新型コロナウイルス禍を受け、今年はオンラインで開催された。日本映画では過去に是枝裕和監督の「ワンダフルライフ」、富田克也監督の「サウダーヂ」、深田晃司監督の「ほとりの朔子」が、最高賞を受賞している。
「精神0」は岡山市の精神科診療所に密着したドキュメンタリー「精神」の続編。引退を決めた精神科医の山本昌知さんとその妻の姿を追った。
〔共同〕