地域航空4社が協議会設立 イベントなどで連携
フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)など地方都市間路線を運航する航空4社は1日、地域間交流を活性化させるための協議会を立ち上げたと発表した。イベントプロモーションや政策提言での連携を予定している。新型コロナウイルスの感染防止対策についても知見を共有する。

FDAが呼びかけ、日本航空傘下のジェイエア、ANAホールディングス傘下のANAウイングス、アイベックスエアラインズ(東京・江東)の4社で設立。FDAの鈴木与平代表取締役が協議会の会長に就任した。4社は主に100席以下のリージョナル機を使用する。
同日、都内で開いた記者会見でFDAの楠瀬俊一社長は「地域間交流人口を増やして地方の経済と文化を発展させる」と意気込みを語った。今後はシンポジウムやセミナーの開催のほか、イベントの際に遊覧飛行を連携して実施するなどの取り組みを検討している。