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富士フイルム、AI活用の指針策定

富士フイルムホールディングスは30日、人工知能(AI)の活用に関する指針を策定したと発表した。AIの活用が広がると、不平等や格差拡大などのリスクが指摘されている。人権の尊重や公正な利用などの方針を明確にし、従業員教育や商品開発に生かす。

「富士フイルムグループ AI基本方針」は6つの骨子で構成する。「人権の尊重」では人間の尊厳や能力などが限定され、身体や生命が危険にさらされないように配慮する。AIの悪用や誤用がないように、基本的人権を尊重した製品・サービスの開発や提供にも取り組む。

「公正な利用」ではAIのデータやアルゴリズムにバイアス(偏向)が生じる可能性を指摘した上で、社内の検証体制を整える。指針には新たな価値創出の加速や情報セキュリティーの管理、透明性の確保、人材の育成も掲げた。

富士フイルムは医療画像をAIで解析して診断を支援する製品や、画像解析で橋梁やトンネルなどの点検を省力化する製品を手掛ける。今後は指針をもとに従業員向けのAI教育を充実させ、商品開発のプロセスを検証する。AIに関する倫理指針はソニー富士通NECなどがすでに策定している。(花田幸典)

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