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完全優勝でメジャー2連勝、原英莉花「大きな一歩」

18番を3打差の首位で迎えた。ダブルボギーでも勝てるが、1.5メートルのパーパットが1メートルあまりオーバーすると、原英は「緊張MAX」に。何とかボギーで終えると、大きく息をついた。完全優勝に「初めての勝ち方。素直にうれしい」と笑みが広がった。

9番でアプローチショットを放つ原英莉花。通算10アンダーで優勝した=共同

バーディーを取るはずの2番(パー5)で3パットボギーが先行する苦しい展開。「ショットが頼りにならなかったので、パットに支えられてプレー」。6番で4メートル、10番はピン奥から7メートルのバーディーパットを沈め、7番では2.5メートルを決め1パットパーを拾った。

運も味方した。13番(パー5)で右に曲がった第1打が木ではね、ラフに落ちた。「当たってなかったら林かOB」。バーディーにつなげ12アンダーに。後続との差を広げ、楽になった。

パットもそうだが、アプローチ技術も昨季より上がっている。オフは取材などの仕事も断り、千葉市内にある尾崎将の私設練習場やコースで腕を磨いた。コロナ禍でも、練習環境に恵まれたことも、メジャー2連勝という飛躍につながった。

勝負強さは師匠譲りだろう。ツーサムは、マッチプレーに似て「自分を奮い立たせられる。ふだん入らないようなパットも、気持ちでねじ伏せた」。4日間とも、目の前の同伴競技者に、スコアで上回っている。

キャディーとタッチを交わす原英莉花=共同

昨年、日本女子プロ、女子オープンを制した同じ「黄金世代」の畑岡奈紗に次ぐメジャー2連勝に「大きな一歩になったんじゃないか」。賞金ランクは3位に浮上。来年まで2年間にまたがるシーズンで、賞金女王もくっきり視界に入った。

世界ランクを上げ「ゆくゆくは海外ツアーに行きたい」。豪快なドライバーショットは世界でも通用する。「予選落ちが多いし、来年は安定した成績を残せるようにしたい」。粗削りなぶん、伸びしろはたっぷりある。

(吉良幸雄)

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