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英がファイザーのワクチン承認へ 12月7日にも接種、FT報道

米ファイザーと独ビオンテックのワクチンは臨床試験(治験)で95%の効果を確認した=ロイター

【ロンドン=佐竹実】英政府は近く、米製薬大手ファイザーなどが開発する新型コロナウイルスのワクチンを緊急承認する方針だ。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が28日に報じた。早ければ12月7日にも接種が始まる。米国では11日にも同ワクチンの接種が始まる見通しで、欧米で実用化が近づいている。

FTによると、英医薬品・医療製品規制庁が数日中に承認する。介護施設の入居者や職員、医療従事者、高齢者などに優先的に接種するとみられる。ファイザーは独ビオンテックとワクチンを共同開発し、臨床試験(治験)で95%の予防効果を確認した。英政府は同ワクチンを4000万回分調達する契約を結んでいる。

また英政府は28日、民間企業・エネルギー・産業戦略省政務次官のナディム・ザハウィ氏にワクチン担当を兼務させると発表した。英政府はファイザーだけでなく英アストラゼネカなどからもワクチンを調達する予定だ。様々な種類のワクチンを効率的に接種するための調整役となる。

ファイザーとビオンテックのワクチンは「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」と呼ばれる新しいタイプだ。米モデルナもこの技術を使ってワクチンを開発しており、いずれも高い効果を確認している。ファイザーのワクチンは輸送や保管の際にセ氏マイナス70度にする必要がある。

アストラゼネカのワクチンは通常の冷蔵庫で保管できる上に価格も比較的安いため、途上国を含めた供給に期待がかかる。想定よりも少ない量の方が効果が高かったことを受けて追加の治験を行う予定だが、小規模にとどまり、同社は英国と欧州連合(EU)による承認のスケジュールに遅れはないと見込んでいる。

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