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イラン核科学者暗殺か 外相「イスラエルが関与」

(更新)
27日、テヘラン近郊で襲撃を受けたとされる車両=ロイター・WANA

【イスタンブール=木寺もも子】イラン国防省などによると27日、同国の核開発で中心的な役割を担ってきた科学者のモフセン・ファクリザデ氏が首都テヘラン近郊で何者かに暗殺された。ザリフ外相は「イスラエルの関与を示す重大な形跡」があると指摘した。革命防衛隊は報復を宣言しており、イランを巡る緊張が高まりそうだ。

ザリフ氏はツイッターで「テロリストがイランの高名な科学者を殺害した」として、欧州連合(EU)など国際社会は暗殺を非難すべきだと主張した。根拠は示していない。最高指導者ハメネイ師の軍事顧問はイスラエルが「全面戦争を起こそうとしている」とした上で「殺人者らには稲妻のような攻撃を加える」とツイートした。

殺害されたファクリザデ氏=ロイター・WANA

米紙ニューヨーク・タイムズは米当局者らの話として、イスラエルが事件の背後にいると報じた。イスラエルはコメントしていない。

イランメディアによると、ファクリザデ氏が乗っていた車の周辺で爆発音や銃撃の音が聞こえた。ファクリザデ氏は搬送先の病院で死亡が確認された。ボディーガードら複数の負傷者も出ているもようだ。

イランは核開発を平和目的だと主張しているが、敵対する米国やイスラエルはファクリザデ氏が核兵器開発に関与してきたと指摘していた。イランの核開発に携わったとされる科学者らが殺害される事件は、過去にもたびたび起きており、イランはイスラエルや米国の仕業などと主張している。

イランを巡る国際関係は2018年にトランプ米大統領がイラン核合意から一方的に離脱して以降、緊張が高まった。米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領は核合意への復帰を示唆しているが、イスラエルは核合意を批判していた。

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