救急患者たらい回し、ITで防げ 現役医師が起業で
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千葉大学発スタートアップのSmart119(スマート119、千葉市)は救急搬送を迅速に仲介するシステムを手がける。代表の中田孝明は救急医療の現場に立ち続けてきた医師で、研究や指導に追われる大学教授だ。「誰かが解消してくれないか」。現場の不満や不安を解消すべく、スタートアップ経営者としても動き始めている。
救急車、病院、患者を結ぶ
「この研究はなんらかの形で実用化してください」。2018年、中田は研究費を受けていた国立研究開...
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