旭化成の工場火災、影響拡大 ヤマハは60億円の減収要因
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10月に旭化成の半導体工場で発生した火災の影響が取引先に広がっている。製造設備が損傷し、音響機器や家電、自動車など幅広い業種で調達が困難になっているためだ。ヤマハは27日、2021年1~3月期の売上高で60億円の押し下げ要因になると発表。工場復旧には数カ月以上かかる見通しで、当面は生産停滞が避けられそうにない。
火災は10月20日に旭化成のグループ会社、旭化成マイクロシステムの延岡製造所(宮崎県延岡市)で発生...
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