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島津製作所、全自動PCR検査装置 中小病院向け

島津は中小病院向けPCR装置を開発した(27日、京都市内)

島津製作所は27日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査装置を発売したと発表した。検体を専用の容器に移し替える作業など全ての工程を自動化した。前処理やデータの読み取りも不要で検査の専門的な知識がない医療関係者も活用できる。最短90分で結果が判明する。中小病院での導入が進めば大幅な検査数の増加につながる可能性がある。

27日に発売した「遺伝子解析装置AutoAmp」は採取した唾液などの検体をセットすれば最短90分で結果が分かる。既存の分析機器のノウハウを生かし、検体の専用容器への入れ替えを含めてすべて自動化した。島津が今春から発売している新型コロナ専用の試薬を使う。試薬を入れ替えれば他の感染症検査にも活用できる。

現在主流のPCR検査装置は大規模な病院や地方衛生研究所、民間検査会社などでの利用を想定しており、専門知識を持つ検査技師らしか利用できない。新製品では検体をセットするだけで感染の有無が判明するため、医師や看護師でも利用が可能だ。机上に設置でき、価格も競合より3割以上安い約200万円に抑え、中小病院でも導入しやすくした。

島津製作所は2020年春から全社横断的に「感染症対策プロジェクト」を立ち上げ、PCR試薬や移動式X線装置など新型コロナ関連の製品を多数投入している。今回のPCR検査装置は既存の製品技術を活用し、約6カ月で開発した。

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