山口県の就職氷河期世代採用試験、15人が合格
山口県はバブル経済崩壊後の就職氷河期世代を対象にした採用試験に、15人が合格したと発表した。当初の採用予定は6人程度だったが、応募者が想定以上に多かったほか、退職増による職員数の減少もあり、合格者数を大幅に増やした。年内に内定し、来年4月に採用する。
合格者は一般事務が12人、小中学校事務が3人。このうち一般事務は当初の採用予定3人に応募が殺到し、316人が申し込んだ。9~10月に実際に受験したのは237人で、合格者を増やしたため最終的な競争率は約20倍に落ち着いた。