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首里城正殿に沖縄在来木材 復元へ大龍柱の向きも議論

昨年10月末の火災で焼失した那覇市の首里城正殿の復元で、沖縄在来種の木材として沖縄県産のオキナワウラジロガシと長崎県産のイヌマキを調達する方針が決まった。内閣府沖縄総合事務局が市内で開いた有識者による技術検討委員会の会合で確認された。

焼失前の首里城の正殿。大龍柱は向かい合っている(2017年2月、那覇市)=共同

正殿前で向かい合っていた一対の「大龍柱」については「かつての正面向きにすべきだ」との市民の声を受け、委員会で議論することも決めた。

正殿の木材はオキナワウラジロガシ6本を梁(はり)に、イヌマキ4本を正面の「向拝柱」(こうはいばしら)に用いる。いずれも琉球王朝時代の正殿に使われたと推定される。1992年の前回復元では沖縄県内で適した大きさの木材がなく、宮崎や鹿児島から調達した。正殿の大部分には国産ヒノキを用いることが既に決まっている。

委員長の高良倉吉琉球大名誉教授(琉球史)は記者会見で「梁は正殿を支える重要な存在で、向拝柱は正殿の顔に相当する象徴的な部分だ」と、意義を強調。大龍柱の向きは「しっかりと基礎データを集め、徹底的なリサーチをして多面的な検討を行う」と述べた。〔共同〕

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