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10月の車8社生産、2カ月連続前年超え 国内・中国回復

日本国内や中国が生産回復をけん引する(トヨタ自動車グループの工場)

トヨタ自動車など国内の乗用車メーカー8社がまとめた10月の世界生産は、前年同月比2.7%増の241万1683台と2カ月連続で前年超えとなった。新型コロナウイルスの影響で稼働率が下がっていたが、日本や中国での生産が伸び回復傾向にある。

世界生産は海外での工場の閉鎖や需要減による国内工場での生産調整が相次いだ4、5月以降は、回復傾向に転じている。14カ月ぶりに前年を超えた9月に続き、10月も前年比で増加した。世界生産では8社中5社が前年を上回った。増加率ではスズキが27.1%増の30万4196台と最も大きかったほか、トヨタは9%増の84万5107台で10月として過去最高だった。

国内生産は8.6%増の80万5153台だった。国内販売が10月に13カ月ぶりに前年を超えるなど徐々に回復しており、8社中6社が前年を上回った。新車投入効果で生産が増えたダイハツ工業では22.6%増の9万6245台と、単月として過去最高を更新した。

増加の背景には、SUBARU(スバル)やスズキなどで2019年が災害や品質問題で生産台数が低水準だった反動もある。だがトヨタでは「10、11月に引き続き12月も休日出勤を予定している」といい、回復が確かになる兆しも見えてきている。

海外生産は0.1%減の160万6530台。各社とも販売が好調な中国では、セダン車の「アコード」などが好評なホンダが25.6%増の15万8722台で10月単月として過去最高を更新した。トヨタも「カローラ」などが人気で10.3%増と伸ばした。

全体としての回復傾向が鮮明になる一方で、メーカーの間は濃淡がある。トヨタ、ホンダ、スズキ、マツダの4社は国内生産、海外生産ともに前年を上回ったが、日産自動車三菱自動車はともに前年を割りこんだ。

世界販売は前年を上回るメーカーが多い中、日産は10.1%減、三菱自は23.3%減とさえず、世界生産も日産が15.1%減、三菱自が33%減。それぞれ主戦場の米国や東南アジアで販売を伸ばせず、回復が遅れている。

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