中国の招商局集団、港湾荷役を5Gで自動・省力化
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中国の港湾運営大手、招商局集団が自動化技術の開発を加速している。高速通信規格「5G」を活用し、コンテナの運搬など効率と安全性を高め、港湾ビジネスの拡大につなげる狙いだ。同社は近年、国外の港湾権益へも触手を伸ばしており、独自の運営システムを海外事業の弾みとしたい考えも透ける。
広東省深圳市の西部に位置するコンテナターミナルの「媽湾港」。甲板にうずたかく積み上げられたコンテナが次々と地上の車両に降ろさ...
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