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メキシコ7~9月GDP、前期比12.1%増 製造業回復

【メキシコシティ=宮本英威】メキシコの国立統計地理情報院(INEGI)が26日発表した2020年7~9月期の実質国内総生産(GDP)は、前の四半期に比べて12.1%増(季節調整済み、確定値)となった。製造業を中心に、新型コロナウイルスの感染拡大で大幅に落ち込んだ4~6月期(17%減)からは回復した。

新型コロナの流行は続き、依然として宅配需要は多い(メキシコシティのショッピングセンター)

10月末発表の速報値では12%増だった。前四半期比でのプラスは19年1~3月期以来、6四半期ぶりとなった。1980年代以降で、前四半期比では最も大きな伸び率となった。ただ前年同期比では8.6%減で、6四半期連続のマイナスとなった。

前四半期比での分野別では、鉱業や製造業などの第2次産業が21.7%増と、回復が目立った。農業などの第1次産業は8%増、金融・サービス業などの第3次産業は8.8%増だった。

主力の自動車産業は米国の需要回復を追い風に生産を伸ばしている。ただサービス業は、営業時間の短縮や雇用情勢の悪化による緊縮姿勢に直面して厳しい状況だ。10月の消費者信頼感指数は37.9と、新型コロナの感染者がメキシコ国内で初めて確認された2月の水準(43.3)に届いていない。

メキシコ大手銀バノルテは、10~12月のGDPを前四半期比で0.6%増、前年同期比で7.2%減と見込んでいる。

メキシコ銀行(中央銀行)は25日、2020年通年の成長率見通しをマイナス8.7~マイナス9.3%と発表した。8月下旬時点の予測(マイナス8.8~マイナス12.8%)からは上方修正したものの、中銀は「不確実性は大きいままだ」と指摘している。

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