この記事は会員限定です緑茶3番手、「緑色」の逆襲 サントリー「伊右衛門」
ヒット商品番付・着眼点に迫る（1）
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毎年恒例の「日経MJヒット商品番付」。2020年に番付入りした商品のヒットに繋がった開発の着眼点、マーケティングの着想点を連載で紹介する。1回目はサントリー食品インターナショナルの緑茶飲料「伊右衛門」。市場シェア3位に甘んじていた同商品を回復に導いたのは、実現が難しいとされてきた「きれいな緑色」へのこだわりだった。
「この先はない」崖っぷちからスタート
伊右衛門はお茶の老舗、京都福寿園の協力を得て2004年に発売した。販売数量の...
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