愛媛銀行、地元企業とスタートアップの協業支援

愛媛銀行は26日、愛媛企業と全国のスタートアップのマッチングを通じた新規事業創出をめざす「愛媛アクセラレーター2020」の成果報告会を松山市内で開催した。人材サービスのアビリティーセンター(愛媛県新居浜市)など地元3社が参加。障がい者雇用でのカウンセリングサービスなど、各社が進める協業テーマや今後の実施計画を報告した。
愛媛銀と、スタートアップ支援のCreww(クルー、東京・目黒)の共催で3月にプログラムを開始。アビリティーセンターと学校法人河原学園(松山市)、浄化槽大手ダイキアクシスの県内3社に、平均30以上のスタートアップから提案があった。各社で具体化をめざす協業案が生まれたことから報告会を実施した。
河原学園は運営する専門学校での人工知能(AI)を活用したカメラ映像など最新技術のカリキュラム化、ダイキアクシスは植物プラントの事業化を検討する。