/

LIGHTz、岩手の伝統産業の技能継承をAIで支援

人工知能(AI)を活用した製造業の支援サービスを手掛けるスタートアップ、LIGHTz(ライツ、茨城県つくば市)は盛岡市内に拠点を開設し、南部鉄器を中心とした岩手県の伝統産業の技能継承支援に乗り出す。ベテラン職人のノウハウを可視化するAIシステムを開発、熟練の技を若手に伝えやすくする。

ライツは26日に同市と立地協定を締結。岩手大学理工学部内にある盛岡市産学官連携研究センターに11月から入居しているオフィスを拠点の「盛岡ランドマーク」と位置づけ、開所式も行った。

南部鉄器の技能伝承支援では、岩手大の鋳造技術研究センターや南部鉄瓶製造のタヤマスタジオ(盛岡市)と連携。鉄を鋳造する際に発生する不具合の事例を熟練者から聞き取り、その言葉をAIで解析してデータベース化。不具合に関するキーワードを入力すると、必要な対策を表示するシステムを約1年半かけて開発する。

鉄の鋳造技術は南部鉄器だけでなく、自動車部品にも使われていることに着目。AIを活用した不具合情報検索システムを当初は南部鉄器などの鋳造メーカーに販売。将来は自動車鋳造部品向けのシステムも開発し、販路を広げていく方針だ。

技能伝承の支援対象は当面は南部鉄器と羊毛などを使って手作業で糸を紡いで織り上げる「ホームスパン」を予定。その後、漆産業などにも広げていくという。

岩手の拠点の「盛岡ランドマーク」は市中央公園に整備中の施設「まなびや」(仮称)が完成後に移転する計画。ランドマークは当初従業員3人でスタートし、25年度に50人まで増員するとともに、売上高6億円を目指す。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン