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NAA、民営化後初の赤字見通し 21年3月期

成田国際空港会社(NAA)は26日、2021年3月期の連結純損益が783億円の赤字になりそうだと発表した。赤字は04年の民営化以降初めて。新型コロナウイルスによる世界的な航空需要の落ち込みが打撃となった。営業赤字も651億円、売上高にあたる営業収益も前期比71%減の683億円と落ち込む見通しだ。

成田空港第2ターミナルの到着ロビー(4月)

NAAによると、通期の航空旅客数は377万人と、20年3月期の1割にも満たない見通し。うち、国際線は前期比95%減の188万人。緊急事態宣言解除以降に少しずつ需要が回復傾向にあった国内線も75%減の189万人と、厳しい状況が続く。その結果、航空会社から支払われる空港使用料などで構成する「空港運営事業」は前期比7割減の320億円になる見通しだ。

このほか空港内の販売店の収入などから構成される「リテール事業」は9割減の88億円、駐車場使用料などの「施設貸付事業」は2割減の245億円になるという。

一時的に回復傾向にあった国内線については、足元の感染者の増加により、政府の「Go To トラベル」を制限する地域も出始めたことから、再び不透明感が漂ってきた。田村明比古社長は同日の記者会見で「せっかく回復傾向にある国内需要にマイナス影響を与えないといいなと思う。『Go To』は国内需要の喚起に大きな効果があった」と危機感を述べた。

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