釧路は店名公表も、繁華街が恐れる「すすきの化」
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新型コロナウイルスの感染拡大で逆風にさらされる繁華街が自己防衛に乗り出す。北海道釧路市中心部「末広町」のビルオーナーらは感染者を出した店名を独自に調べ、公表する検討を決めた。北の繁華街が共通して警戒するのは、地域が丸ごと敬遠される「第2のすすきの」の出現だ。
「店名を出せばデマは止まる。今こそ全体のためにという発想だ」。釧路市中心部、末広歓楽街のビルオーナーらで構成する「歓楽街コロナ対策連絡協議会...
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