富士通、オンライン診療向けサービス
富士通は自社の電子カルテシステムと連動したオンライン診療向けサービスの販売を始めた。既存のサービスと連携することで、診療予約から診療、会計までを来院せずに完了できる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、医療機関で働く医師らの働き方改革を支援する。
「FUJITSU ヘルスケアソリューション オンライン診療ソリューション」の提供を始めた。同社が既に提供している医療機関向けのサービスと連携すれば、患者は診療の予約から会計までをスマートフォンのアプリ上で完結できるようになる。
2020年度中には、電子カルテシステム上からビデオ通話システムを起動したり、院外の薬局や患者宅に処方箋を送付したりする機能の追加を予定している。
オンライン診療サービスは税別150万円から提供する。25年度末までに850施設への提供を目指す。(水口二季)