第一生命が不正監視組織 19億円詐取は被害補償上積み
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第一生命保険は山口県で発生した元営業職員による19億円以上の金銭詐取事件を受け、不正の再発を防ぐ営業体制をつくる。2020年度内に本部に不正監視の組織を新設する。生命保険は営業職員を経由した加入が半数以上を占め、インターネット経由は数%にとどまる。主力の販売網で管理体制を強化する。
第一生命は11月に当面の再発防止策をまとめた。本部に営業職員を直接監督する統括組織を設ける。不正が疑われる職員に対す...
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