携帯料金引き下げ問題 迷走する総務省の戦略
ITジャーナリスト 石川 温
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「多くの利用者が契約しているメインブランドでは新プランが全く発表されていない。これは問題だ」
武田良太総務相の定例会見での発言が「失言ではないか」と通信業界内で波紋が広がっている。
菅義偉首相ならびに武田総務相が就任以来、注力し続けている携帯電話料金の値下げ問題。早期に料金値下げを実現しようと、総務省では10月27日、武田総務相が自ら「アクション・プラン」とよばれる施策を発表した。番号持ち運び制度(MN...
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