苦境の信越スキー場、「新常態」への対応模索
信越スキー場 試練の滑走(上)
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記録的な雪不足だった2019年度シーズンから1年。新潟県と長野県のスキー場が今季の営業に向け動き始めた。新型コロナウイルス対策やインバウンド(訪日外国人)の減少という新たな課題ものしかかり、スキー場経営は厳しさを増す。コロナ禍や温暖化など「新常態」への対応に知恵を絞る事業者の新しい冬が始まった。
12月12日に営業を始める赤倉温泉スキー場(新潟県妙高市)。オープンまで1カ月となった11月初旬、敷地...
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