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市民600人を殺害か エチオピア北部、人権委発表

24日、エチオピア北部ティグレ州からスーダンに逃れた人たち=AP

【カイロ=久門武史】エチオピア人権委員会は24日、北部ティグレ州で9日に少なくとも600人の市民が殺害されたと発表した。ティグレ人の若者らによる「虐殺」だとし「人道に対する罪、戦争犯罪に当たる可能性がある」と非難した。

ティグレ州では連邦政府軍と、州政府を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)が今月上旬から戦闘を続けている。人権委員会は連邦政府のアビー首相が委員長を任命している。

暫定報告書によると、殺害はティグレ州西部のマイカドラで起きた。ティグレ人の「サムリ」と呼ぶ若者グループが戸別に襲撃し、対立するアムハラ人らを特定して標的にしたという。「棒で殴り、ナイフで刺し、ロープで窒息させて殺害した」と指摘した。地元の民兵や治安組織が加担したとしている。

略奪や破壊行為があったとも報告した。一方で、逃れてきた人をかくまうティグレ人がいたとの証言が多数あったという。人権委員会は今月14~19日に現地を調査した。ロイター通信によると、TPLFは市民殺害への関与を否定している。

マイカドラでの市民殺害を巡っては、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが12日、数百人が死亡した可能性があると発表していた。

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