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日産、JBICなどから最大4300億円調達 米販売向け

日産自動車は25日、20億ドル(約2100億円)を限度とする資金調達契約を国際協力銀行(JBIC)と結んだ。JBICが同日発表した。日産が米国に持つ自動車販売の金融会社向けで、民間との協調融資で実施する。融資総額は41億ドル(約4300億円)となる。

日産側は資金調達の狙いについて「販売事業の資金を厚くし、新型コロナウイルスの再拡大による販売不振に備える」と説明している。

販売金融会社は個人などが自動車を購入する際に組む自動車ローンを提供する。JBICはこの原資を自動車メーカーに幅広く提供している。日産向けには7月、メキシコ事業についても5億8200万ドルの協調融資契約を結んだ。

日産は拡大路線の失敗に新型コロナウイルスの影響が重なり、販売が低迷。4月以降、新型コロナ対応として8950億円を借り入れた。9月には約1兆1千億円の外貨建て社債を発行したほか、2兆円の融資枠を未使用のまま残している。

主力の自動車事業の手元資金は9月末で2兆3207億円。手元資金が月商の何倍かを示す手元流動性比率は9月で4.8倍で、安全性の目安となる2倍は超えている。

一方、米国の新車販売は20年7~9月期で前年同期比33%減の22万台と低迷が続く。トヨタ自動車ホンダが1割減程度まで回復しているのに比べて見劣りする。米国で新型コロナ感染が再拡大するなか、予防措置でJBICなどからの調達で手元資金を厚めにする。

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