相場上昇も下落も「取り残され」警戒 一段と
証券部 井川遼
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25日の日経平均株価は朝方に一時500円高となり、市場では「3万円も視野」という強気の声も聞かれたが、午後に新型コロナウイルス対策の時短営業要請をめぐる報道などを受け上げ幅を縮小した。感染が広がる中で投資家は確信を持って買い上げているわけではない。買いでも売りでも、投資家は相場の動きに反応が遅れることを一段と警戒している。
新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待から前場までは景気敏感株を中心に...
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