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スギHD、台湾同業大手と業務提携 PB販売で海外開拓へ

スギHDと大樹医薬は調印式を開いた(25日、名古屋市)

スギ薬局を展開するスギホールディングス(HD)は25日、台湾の大手ドラッグストアチェーンの大樹医薬(桃園市)と業務提携すると発表した。スギ薬局のプライベートブランド(PB)商品を大樹医薬の店舗に供給するほか、人材交流を進める。PB販売は2021年春から始めて年数億円の売上高を目指し、台湾以外の海外市場の開拓も視野に入れる。

スギHDは、PBの食品や医薬品を約1000種類備える。PBは低価格のため、新型コロナウイルス禍前にはアジア圏のインバウンド(訪日外国人)に人気だった。

大樹医薬は「大樹連鎖薬局」を台湾で約180店舗展開しており、売上高は年約250億円。スギHDは医薬品が許認可に時間を要するため、まずハブラシやシャンプーなどのPBを大樹医薬の店舗で販売する方針だ。

スギHDが海外企業と業務提携するのは初。コロナ禍で業績が好調だが、長期的には人口減少による日本市場での成長は鈍化すると見込む。コロナ禍前の免税売上高は年間100億円超あり、海外での市場開拓は喫緊の課題となっていた。

台湾人の間では、質の高い日本製の化粧品や日用雑貨と、幅広く販売するドラッグストアが人気を集める。スギHDの免税売上高の大半は中国人が支えていたが、台湾人の購入額も2番目に多く、1割あったという。

ドラッグ各社は、台湾を含むアジア市場の開拓を急いでいる。マツモトキヨシHDは海外で44店舗(9月末時点)、ウエルシアHDも9店舗(8月末時点)を展開する。

スギHDは、海外での店舗展開については慎重な構えを示しており、まずはPBの浸透を目指す。25日に名古屋市内で大樹医薬とのオンライン調印式に出席したスギHDの杉浦克典副社長は「将来的に(PBが)東南アジア全体に波及する取り組みにしたい」と述べた。

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