ROE・ROICの有報開示、主要企業の7割 投資効率重視
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有価証券報告書で資本効率の実績や目標を開示する企業が増えている。2020年3月期決算の主要企業のうち、自己資本利益率(ROE)や投下資本利益率(ROIC)を記した企業は3年前に比べ4割増えた。全体の7割に達する。利益の絶対額よりも投資の効率性を重視する企業が増えているためだ。数値を公表し「公約」にすることで社内の各部門に資産の有効活用も促す。
日経平均株価に採用されている3月期決算の企業の有報から...
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