ジェイテクト、役員3割減 1月から
ジェイテクトは25日、2021年1月1日付で、役員制度を見直すと発表した。取締役副社長、専務取締役、常務取締役を廃止し、取締役経営役員に一本化する。副社長、専務、常務を廃止するのは2006年の同社設立以来初めて。
従来、役員扱いだった常務役員を幹部職にまとめ、役員と監査役の人数は27人から3割減の18人に減る。役員の階層を減らして人数を抑えることで、意思決定を迅速にする。ジェイテクトは4月にも役員制度を見直しており、執行役員を廃止して常務役員を新設、役員数を46人から4割減らしていた。