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アカツキ、ストップ安 大株主の売り出しを嫌気

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25日の東京株式市場で、スマートフォン向けゲームの開発を手掛けるアカツキ株が急落した。制限値幅の下限(ストップ安水準)となる前日比700円(14%)安の4280円まで下落し、およそ2カ月ぶりの安値をつけたまま取引を終えた。前日の取引終了後、共同創業者で筆頭株主の塩田元規氏が持ち株の過半を海外市場で売り出すと発表したのが嫌気された。

朝方から幅広い投資家からの売り注文にさらされ、取引開始直後にストップ安をつけた。この日の取引開始前には売り出し価格を4200円にすると発表。算定基準価格となる24日終値から16%安く、株価はこれにさや寄せする動きとなった。チャート上には「窓」と呼ばれる空白ができ、値下がり率はこの日の東証1部銘柄で最も大きかった。

塩田氏はこれまでアカツキ株を個人名義で約2割保有していた。売却は株主の層の拡大や流動性向上などが狙いという。市場では「創業者がこれだけ低い価格で株を手放すとなると、会社の成長性などに疑念を感じざるを得ない」(auカブコム証券の山田勉氏)といった声が聞かれた。

塩田氏は代表取締役を退任した2020年6月からは非常勤の取締役に就いていた。会社側は塩田氏の経験や人脈を活用し、今後も継続してともに活動するとしている。

もっとも、20年4~9月期の連結営業利益は前年同期比17%増の71億円と、足元の業績は悪くない。今後は「基礎的な収益力に目を向けた投資家の押し目買いが出てくる可能性もある」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成氏)との見方もあった。

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