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医療ミスで患者2人死亡 愛知・小牧市民病院

愛知県の小牧市民病院は25日までに、同病院で患者2人に対し医療ミスがあったと認め、遺族に賠償金計約3千万円を支払うと明らかにした。同病院によると、40代男性は肺がん治療の開始が約半年遅れ、70代男性は心筋梗塞の可能性が高かったにもかかわらず帰宅させられ、いずれも死亡した。

谷口健次院長は「安心して医療を受けてもらえるよう再発防止に努める」とのコメントを出した。

40代男性は2017年1月にエックス線検査を受け、肺がんの疑いがあると診断されたが、担当の医師は結果を伝えず、呼吸器内科を受診するよう案内するのも忘れた。男性は胸の痛みを訴え、約半年後に再び来院し、進行性の肺がんと診断された。男性は19年2月に死亡した。

70代男性は18年2月、胸の苦しみを訴え救急搬送されたが、医師の指示で帰宅。翌日、自宅で死亡した。心筋梗塞の可能性が高かったのに必要な検査を怠ったと結論付けた。〔共同〕

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