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中ロ念頭に「サイバー対策強化を」防衛相・NSA前長官

サイバー・イニシアチブ東京2020

岸信夫防衛相は25日、都内で開いた国際会議「サイバー・イニシアチブ東京2020」(日本経済新聞社、日経BP主催)にビデオメッセージを寄せた。中国やロシア、北朝鮮がサイバー攻撃能力を強化していると指摘し「自衛隊の能力を抜本的に強化することが必要だ」と述べた。

ビデオメッセージで特別講演する岸信夫防衛相(25日、東京都千代田区)

中ロの動向について「機密情報の窃取や社会混乱を引き起こす目的で平素からサイバー攻撃を実施している」と話した。北朝鮮も「大規模なサイバー部隊を保持し、他国の重要インフラへの攻撃能力を開発している」との認識を示した。

自衛隊の取り組みとして21年度に隊全体の情報通信基盤を守る横断組織「自衛隊サイバー防衛隊」を新編すると紹介した。陸海空のサイバー関連部隊の総数を現在の660人から800人に拡充すると表明した。

20年度中にサイバーに関する知識や技能を競うコンテストを開催し、優れた人材を採用する方針も示した。「高度なスキルを持つ人材は官民問わず引く手あまたで、新たな採用アプローチが必要だ」と語った。

米国家安全保障局(NSA)前長官で、米サイバー軍司令官も務めたマイク・ロジャース氏は講演で、米大統領選を例に「国家がサイバー攻撃などを活用して情報操作をし、虚偽情報を広めている」と指摘。ロシアや中国が積極的に関与しているとの見方も示した。

「どの国も単独で対処できない」と訴え、対策の強化に向けて官民の連携や国家間の協力態勢構築が重要だと強調した。

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