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米のコロナ感染、連日最多に 感謝祭で感染拡大懸念

NYは野戦病院を再開、LAは飲食店の営業停止

(更新)
人の移動が増える感謝祭で、感染がさらに広がるとの懸念が強まっている(ロサンゼルス国際空港で検査を受ける人)=ロイター

【ニューヨーク=野村優子】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。新規感染者数は連日で過去最多を更新しているほか、死者数は5月以来の高水準をつけた。人の移動が増えるサンクスギビング(感謝祭)の祝日を控え、さらなる感染拡大に対する警戒感が強まっている。

米ジョンズ・ホプキンス大によると、全世界の累計の死者数が140万人を超えた。累計の感染者数は6000万人に迫っている。

23日の米国の新規感染者数(7日移動平均)は17万2000人超、死者数は1500人を超えた。米東部時間24日午後3時(日本時間25日午前5時)時点の感染者は累計1250万人を超え、死者は約25万9000人となった。

入院者数の増加も深刻だ。米国の感染状況を分析する「COVIDトラッキング・プロジェクト」によると、23日の入院者数は8万5000人を超えて過去最多。このうち人工呼吸器の使用数は5400を超え、5月以来の高水準となった。

こうしたなか、病床不足への懸念もでている。ニューヨーク州は23日、ニューヨーク市郊外のスタテン島で入院者数が急増していることを受けて、集中治療用のベッドもそろえた仮設の「野戦病院」を再開すると発表した。同病院は今年春の感染急増を受けて設置されていた。

規制強化の動きも加速している。カリフォルニア州ロサンゼルスは25日から、持ち帰りや宅配を除いて飲食店に営業停止を命じた。学校については、対面での授業停止が30を超える州に広がっていると米メディアが報じている。

家族や友人が集まり食事会を開くのが慣例となる感謝祭が、感染を加速させるとの懸念は強い。米疾病対策センター(CDC)は感謝祭をめぐるあらゆる種類の旅行を控えるよう「強い勧告」を出したが、旅行者は増えている。米運輸保安局(TSA)によると、22日は104万人以上が米国の空港を通過しており、3月中旬以来の高水準をつけた。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は米メディアに対して「最も懸念しているのが、感謝祭で人が様々な場所から移動し、帰省することだ。自分自身と家族を危険にさらすことになる」と述べ、注意喚起した。ニューヨーク州のクオモ知事も24日、「今年の感謝祭は例年と異なる。家族を守るために、自宅で過ごそう」と呼びかけた。

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