始まった「脱すすきの」 コロナ危機長期化の代償
[有料会員限定]
札幌市の歓楽街、すすきのから飲食店が次々に消え始めた。3度にわたる行政の営業縮小要請で、飲食店は干上がっている。利用者ばかりか事業者にまで広がる「脱すすきの」は、新型コロナウイルス危機の長期化によるダメージを決定的なものにしかねない。
すすきの観光協会の大島昌充会長が代表を務める大助(札幌市)は子会社を通じ、すすきのから外れた中央区大通西11丁目に海鮮系の新業態を出店する。大助はすすきの交差点近く...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1317文字